実は私は、オーストラリアで炊飯器を持たない生活をしています。
えぇ!炊飯器なしって!?主食は米じゃないの?
そう思われる方もいるかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。オーストラリアに住んでいても、私たちの主食はお米です!
しかし、炊飯器がなくてもなんら問題はありません。
私自身としてはなんとも思っていなかったことですが、先日友人と話したときにかなりビックリされたので、今回は炊飯器なし生活について掘り下げて書いてみようと思います!
なぜ炊飯器を持たないの?
オーストラリアでも炊飯器を買うことはできます。しかし、今までの生活で「買おう」と思ったことはありませんでした。
なぜかというと、それには大きく2つ理由があります。
まず1つは、炊飯器で炊いてもたいして美味しくない からです。
炊飯器の値段はピンキリで、かなり安いものだと13ドル(今のレートで約977円!✳︎1AUD=75.127JPYで計算)で購入できます!200ドル(約15,025円)くらいだと高い方です。
高い炊飯器で美味しくご飯が炊けるものもあるかもしれませんが、
そもそも売っているお米がそんなに美味しくない んです。
これが2つ目の理由です。
お米のポテンシャルが低いんですよ、それなのに高め(と言っても安いけど)の炊飯器って必要でしょうか・・・?
夫婦で話し合ってみたところ、お互い即答で「炊飯器、要らない」という結論になりました!
オーストラリアに来たばかりのときシェアハウスで炊飯器を使っていましたが、全然美味しくありませんでした。
こっちで日本の(美味しい)お米を買うこともできますが、それはそれは高いです。
当時夫が増量中ですごい量のお米を消費していたので、さすがに日本の高いお米を買うことはせずに過ごしていました。
するとそのうちにこっちのスーパーで売っているお米に慣れて、日本で食べていたときのようなクオリティのご飯を求めなくなってしまいました。
鍋でご飯を炊いています
では炊飯器なしでどのようにご飯を炊いているのでしょうか。
答えは、お鍋です。私はいつもご飯をお鍋で炊いています!
しかもごくごく普通のお鍋です。土鍋や圧力鍋ではありません。
ガスでご飯を炊くと美味しい なんてよく聞きますが、確かに炊きたては美味しいと感じます。
しかし忘れてはいけないのは、私が食べているのは日本のお米とは違うので、もともとそんなに美味しくないということ。
それでも炊飯器で炊くより美味しくいただけているのは事実です!
鍋でご飯を炊く方法
初めはめんどくさいかな?と思っていた鍋炊飯ですが、やってみたら意外と簡単でした!
今日は普段私がご飯を炊いている方法をご紹介します。
こんな感じです!炊飯器で炊くのとそんなには変わりません。
しかしお気付きの方もいらっしゃると思いますが、実は私は何分火にかけるかを時間ではなくお鍋の中の状態で見ています!
詳しくは今から写真で説明しますね。
我が家で使っている計量カップ。こちら1カップです。これを洗って鍋に入れます
こんな感じで鍋にお米とお水を入れ、フタをし強火にかけます
✳︎水はお米1カップなら1と1/2カップ、2カップなら2と1/2カップ入れます
強火にかけてしばらくすると、このように泡泡になってくるので、弱火にしましょう
弱火にするとだんだん泡が引いてきて、ご飯の様子が見えてきますよ!
この泡がなくなり、お鍋の中の水分が全てなくなるまでじわじわ弱火を続けます
ご飯の表面がプツプツとして、お鍋の水分がすべてなくなった(ように見えた)ら
火を止めて10分〜15分蒸らし、出来上がりです!
けっこう簡単そうだね〜!!
そうなんです!やってみると意外と簡単で、特に失敗したこともありません。
ご飯を鍋で炊くメリット・デメリット
お鍋で簡単に美味しいご飯が炊けることがおわかりいただけたと思いますので、
ここからは私が感じるお鍋炊飯のメリット・デメリットについてお話します。
お鍋炊飯のメリットとは
お鍋でご飯を炊くメリットとは一体何でしょうか?
それぞれ詳しく見ていきます。
炊けるのが早く、時短になる
お鍋でご飯を炊くには、全部で30分もあればできてしまいます。
炊飯器だと早炊きで30分くらいでしょうか。通常モードで45分くらいかかりますよね。
鍋炊飯は、実は時短料理だったのです!
炊飯器を買う必要がない
炊飯器はそんなに頻繁に買い換えないと思いますが、それでも数年経てば古くなり、新しい炊飯器に換えたいという方もいますよね。
私も日本にいるとき6年の間に1回炊飯器を買い換えました。
実家の母も数年に1回は買い換えている気がします。
炊飯器の分も節約したい!ケチりたい!という訳ではありませんが、鍋で難なく代用できているので、必要なかったものだと感じています。
炊飯器を置く場所をとらない
炊飯器がない分、我が家のキッチンはスッキリしています。
今は海外で生活をしているため、極力ものを増やさないように気を付けているのですが、家電がひとつないだけでも置き場所や処分のことを考えずに済み、気分的にもスッキリです!
炊飯器の掃除をしなくていい
みなさん炊飯器の掃除って、どのくらいの頻度でしていますか?
釜や内ブタは毎日洗うと思いますが、実はそれ以外にも掃除しなければならないところがあるんだそうです。
炊飯器は常に湿度の高い状態のため、雑菌が繁殖しやすいとのこと。
雑菌が繁殖しやすい外釜や内ブタを取り外したり、蒸気の出る部分や、細かいパーツを外してこまめに掃除する必要があるんだそうです。
これまでそんなに細かく炊飯器の掃除をしたことがなかったので、調べてみてゾッとしました。
不衛生な状態の炊飯器で炊いたご飯…
お鍋なら洗うのも楽で衛生的です!
お鍋なら多用途!しかもしまえる
お鍋ならご飯を炊く以外にも色々な料理に使えますよね。私は同じお鍋でカレーも作りますし、揚げ物のときも使いますし、それこそ水炊きとかのお鍋としても使っています!(土鍋も持っていないのです)
使わないときには棚にしまっておけるので、ごちゃごちゃせずキッチン周りは常にスッキリですよ。
鍋炊飯、けっこう魅力的じゃないですか?
次はデメリットについて言及します。
お鍋炊飯のデメリットとは
ではお鍋でご飯を炊くデメリットとはどんなものでしょうか。
こちらも詳しく見ていきます。
炊き加減が常に一定ではない
これは、毎回目で確認して火加減を調整し、蒸らし時間なども特に測らずに炊いているせいです。
私はとにかくズボラなので、毎回タイマーをかけたりしません。
それでもご飯を炊くのに失敗したことはないので問題ありませんが、もしも毎回一定にしたい人は、タイマーを利用し毎回同じ時間をかけて炊くのがオススメです。
ちょこちょこ目で見て確認する必要がある
火加減の調整のため、都度お鍋の中の様子を確認しています。
しかしそこまで面倒な作業ではありません。最近では吹きこぼれたら弱火にする、くらいの気持ちでいるので常に常にお鍋に張り付いてないといけない訳ではありませんよ。
吹きこぼれの掃除が必要
初めの頃は毎回ふきこぼさないようにと思って用心していましたが、最近では吹きこぼれるのが当たり前になってきました。
ガスコンロにご飯の炊き汁がこぼれたらカピカピになるので、毎回こまめに掃除しています。
ちょっとだけ面倒ではありますが、コンロを拭くだけなので炊飯器の掃除に比べたらかなり楽チンです。
炊飯器買うならオシャレで高機能なお鍋
今使っている我が家のお鍋は、圧力鍋や土鍋ではなく普通のお鍋です。
今はものを増やさない生活中ですが、いずれはお鍋にこだわってみたいなぁと思っています。高い炊飯器を買うなら、高いお鍋を買っていろんな料理に使えた方が良くないですか?!
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おわりに
日本にいたときは炊飯器を持たずに生活するなんて考えたこともありませんでした。
しかしいざ海外で炊飯器なしで生活してみると、特に困ることもなく、むしろメリットがたくさんあるような気がしています。
日本のお米は本当に美味しいので、帰ったらいちど日本のお米をお鍋で炊いたらどんなか確認してみたいです。炊飯器も高性能なので、どちらにしても美味しいんでしょうけどね!
わたしは特にミニマリストではありませんが、持たなくても良い家電があるという気付きがあったので、今回はこんな記事をみなさんとシェアしてみました!