今月に入ってすぐの頃、松居一代さんに関するネットニュースを見ました。その内容は、
「頼んでいた家具の配送を家から一歩も出ずに待っていたが、待てど暮らせど来ず、挙句配送業者から 家に居なかったね と嘘をつかれてブチギレした」
ざっくりとこんな感じのことです。
実は私も似たような経験をしたばかりで、海外でのアポイントメントって適当なんだなと、文化の違いを感じていたところでした。
私の場合は嘘をつかれた訳ではないのでブチギレはしませんでしたが。
今回は海外のアポイントメントに振り回された件について書いていきたいと思います!
インスペがきっかけで食洗機の交換が行われることに
【2018年12月10日】
我が家に初のインスペクション(通称インスペ)がやってきました。
インスペとは定期検査のことで、大家さんとか管理会社の人が家に来て、
キレイに部屋を使っているか?とか勝手にシェアルームにしていないか?とか
もともとの設備で壊れたものはないか?などを見ることを言います。
まず1週間くらい前に管理会社の方からメールが届きました。
「12/10の13時〜15時にインスペ行きます。不在だったら勝手に入ります。」
というような内容です。
日本だったら約1ヶ月くらい前には手紙で通知がきて、なるべく立ち会えるようにしてもらいますよね。
ここで既に全然感覚が違うことにビックリしました。
それから、備え付けの家電がきちんと作動するかのチェックリストがメールに添付されていて、インスペが入る前に記入し返信するようにと書かれていました。
私たちの部屋にはもともと食洗機が付いていたのですが、
前に住んでいた人が使っていたときに壊れ、修理に来てもらったけど直らなかったと聞いていました。そしてこのことは管理会社の人も知っているとのことでした。
そのチェックリストには食洗機の欄もあり、
「管理会社は壊れていることを把握しているはずだけど」と思いつつ、「動かない」にチェックをして返信しました。
すると、
「食洗機はなぜ壊れているの?どんな状態か教えて」というメールが返ってきたのです。
えー…知ってるはずじゃなかったの?
私もそう思い、なんだか適当だなぁと感じましたが、とりあえず上記と同じことをすべて書いて返信、そして管理会社の女性からは「じゃぁ食洗機交換するように手配しておきます!」との返事がきたのでした。
交換できるんだったら前からしておいてよー。でもまぁ良かった!
そして、12/10に管理会社の女性が来て、ものの2分くらいでインスペは終了しました。
ヒツジくんは仕事でいないし、何か聞かれても自力でなんとかするしかないので、私はこの日は朝からかなりそわそわしていました。しかしそんな心配をよそに、一瞬で終了です。
しかもつたない英語で「靴を脱いでもらってもいいですか?」とお願いしたのに、まさかのお断りにはビックリしましたけどね。
「靴はキレイよ、すぐ終わるから大丈夫!」
みたいなことを言われたんですけど、そういう問題ではないかと…。
ディス・イズ・ジャパニーズスターーーーイル!!
全然住んでいる人の文化とか気にしないんですね。けっこうショックでした。
適当すぎる業者に唖然・・・
インスペの翌日、食洗機の業者から「機械の型が知りたいから写真を送ってくれ」と連絡がきて画像を送りました。
そしてなんとその後、
音信不通になりました
………
12月にインスペだったのできっと年明けになるだろうとは思っていましたが、
【1月】音沙汰なし
【2月15日】「食洗機の用意ができたから行く日が決まったら連絡します」的なメール受信
そのまま何もなく2月終了
【3月2日】ついに業者から電話が!「来週の火曜日12時〜14時の間に行きます!」
【約束の3月5日】ずっと待っていたけど来ない…しかも連絡も無し
【翌日3月6日】「明日の12時〜15時の間に行きます!」特に3/5のすっぽかしには言及せず
【約束の3月7日】朝9:30に電話…「やっぱり来週の水曜行きます!」
えっとー…
来る気あります???笑
もうもはや食洗機いらないです、はじめっから使えなかったんで。不便してないです。
そんな気持ちになりました。
来る、来ない、来る、来ないって、しかも連絡も無しですっぽかすから家で毎回待っていなきゃいけないのがストレスだったんですよね。
いやしかしもうここまでくると、いよいよ面白くなってきましたよ!!
ついに業者現る
ようやく約束の日に業者はやってきました。しかし来てまたしてもビックリです。
食洗機の色、変わってる…!!しかも中古!!
もともと付いていた食洗機は白。
しかしやってきたのはシルバーのものでした。
更に明らかに新品じゃありません。
もともと付いている物なのでその時点で使い回しですから、その点については別にいいんです。しかし、見た目からして明らかに中古なんですよ、ということはそこそこに汚い…と言いますかなんと言うか、って感じなんです。
↓ちなみにこちらが元の食洗機
↓こちらが今回来た食洗機(かなりキレイに拭きました!)
周り全部白なのに、いきなりシルバー!斬新だね!
そして交換作業が始まるにつれてなんだか不安が漂います。。。
配管のことやらもいろいろあるのに床にはマットも何も敷きません。
触る棚は白いのに、何も保護しません。
うちのキッチンペーパー勝手にめっちゃ使ってるし
壊れた食洗機から水が床へ大量にこぼれても気にしないし(片付けもしない)
しまいには
「明日別の人が足りないパーツ持ってくるから、そしたら使えるようになると思う!明日の同じ時間ね!バーイ!」
って、直ってないのに終了しました!!!!
そんなぁ…また明日も家にいなきゃいけないの?てゆうかもはや本当に来るの??
もう信用できません。
恐るべし海外!もはや日本人の感覚では理解不能・・・
そして次の日。やっぱり業者は来ませんでした。(もちろん無連絡)
ついに食洗機の交換を終える日が来た
そしてその次の日。
来るかどうかも分からない業者を家で待つのはもうご免です。この日はさすがに出かけました。カフェでまったりコーヒータイムを楽しんでいたところ、15時頃1本の電話が…業者からです。
「16時頃行くよー!」
「…わかりました」
16時に合わせて帰りました。
業者が来たのは17時です。
しまった…この時間も適当なんだった。
16時に家にいる必要なんてないのです。あっちは平気ですっぽかすんですよ、平気で遅れても来るし!
でも…なんでしょう、時間を決めていたらその時間までにちゃんと帰って待ってしまいますよね。だって日本人ですもの。
こんなにすっぽかされているのにどんだけ律儀なんでしょうか、私。
そして
ついに、ついに交換終了ーーーー!!!!
長かった…ここまで本当に長かったです。
【まとめ】こちらは何もかもルーズ
食洗機ひとつ交換するのに、まさか3ヶ月もかかるとは思いませんでした。
今回思ったことは、何もかもルーズだということです。
時間や日にちだけでなく、もともと壊れていたことも知ってるはずなのに覚えていないし、多分記録にも残していないのでしょう。
同じことを説明するとか、引き継ぎができていないとか、効率が悪いことも平気なんです。
実はヒツジくんがローカルの企業で働くときも、採用が決まってから実際に働くまでに3ヶ月待たされました。しかも前もって知らされずにです。
すぐにでも働きたいと伝えているのにレスポンスがとにかく遅くて…海外で職無し3ヶ月は本当地獄でした。
しかしほかの国に住むということは、こういうことですよね。日本で暮らしている感覚と違うのは当然です。
私としてはこういうこともブログのネタになるし、多少イラっとしたり困惑したりもしますが、おいしいと思ってしまえばなんのそのです!ただし、お金に関わること以外でお願いしたいですけどね…。
今回はこんなことに振り回されたお話でした。まだまだ文化の違いを感じることはたーくさんありますので、また共有したいと思います!