みなさんは、オーストラリアに対してどんなイメージを持っていますか?
私は単純に
コアラ、カンガルー、自然、テニス
メルボルンはカフェの街、ヨーロッパみたいな街並み、世界で最も住みやすい都市7年連続1位
このくらいのイメージしかないままこちらに来てしまいました。
それだけでどうしてオーストラリアに住もうって決めたの?
私が海外生活してみたい!と思ってからオーストラリアに決めたた理由はこちら
https://www.midorikawaice.me/entry/tips_destination
そして来てみたら、そこはやはり外国。ビックリすることがたくさんありました!
ポジティブなこともネガティブなことも両方の意味で、です。
ということで今回は私がオーストラリアに住んでみてビックリしたことをご紹介します!
中国人がめっちゃ多い!
なんとここ、中国人が多すぎて、行ったこともないのに中国ってこんな感じかな?と想像できてしまうくらいです!
私はメルボルンの街中に住んでいるのですが、中華街、レストラン、不動産屋、旅行会社、スーパーなどなど、中国人向けのお店がなーんでもあります!もちろん店員は中国人です。
これだけなんでもあれば、ここで暮らすのになんら苦労しないということは容易に想像できます。
旅行いくのも簡単ですし、働き口もいっぱいありますし、住まい探しも困らないことでしょう。シティにある高層ビルのほとんどが中国人オーナーの物じゃないか?と思うくらい、中国人向けの不動産広告で溢れています。
悲しいかなこっちにあるお寿司屋さんや日本食レストランも、実は中国人がやっていて日本人が1人もいないっていうお店も多いんですよ…かなり複雑な気持ちです。
メルボルンの国際空港に着いたとき、至るところに中国語が書かれているのを見てなんとなく多いのかなと思っていましたが、まさかこんなにいるとは思ってもみませんでした!
もちろんオーストラリアの中でも住む場所にもよるんでしょうけどね。
シティには特に多く、郊外に行けばそうでもないのかもしれません。他に行っていないのでなんとも言えませんが…。
中国人だけでなくアジア人自体も多くいますので、街を歩いていてもたまに海外に住んでいることを忘れそうになることがあります。
✳︎ここでは「中国人」として表現していますが、台湾人、香港人の方も含めています。 厳密に言えば一括りではないという認識は筆者にもございます。あしからず。
店が閉まるのが早すぎる!
たくさんのカフェがあることで有名なメルボルンですが、朝早く開き、夕方に閉まります。
そのほとんどが15時か16時までの営業です。
おかげで行ってみたいカフェがあっても、学校後や友達のバイト後に行く!なんてことができません。14時、15時から会って「お茶する」という感覚がないのでしょうか…。
またカフェだけでなく、ちょっと遅い時間にご飯を食べようと思っても開いている飲食店がないです。22時頃になってしまった日には本当に途方に暮れます。
24時間営業のお店はマックとかファストフードのみ。
シティにはラーメン屋さんもけっこうあるのですが、そのほとんどが夜には閉まっています。(知っているお店で夜中開いているのは1店舗のみ)
あんなに大好きだった夜中のラーメンができません…。
ファミレスがないのも不便ですし、牛丼、寿司、うどん、パスタ、日本だったらなんだって選べるのに!と、ついつい比べてしまいます。
こっちでは遅くなったらファストフードか韓国料理しかありません。(つらい…涙)
せめてコンビニで凌ぐことができればいいのですが、お弁当なんてないしお惣菜だってないし、おにぎりもないし…それもできないんですよね。
そしてそれはもちろん飲食店だけではありません。
洋服屋やデパートなどのお店も早く閉まります。早いところは18時。19時頃には閉まる店がほとんどです。
私の感覚では渋谷や原宿の路面店で20時くらいまでやっているので、せめてショッピングモールとかは21時、22時までやっているものかと思ってしまいました。
駅ビルなのに19時までって早くないですか?!
こっちに来てすぐに思ったのは「仕事帰りのショッピングができない街なんだ…」ということです。
でもよくよく考えたら仕事が終わるのが早いので、こっちの人にとっては間に合う時間なんでしょうね。
やはりそこからして感覚が違います!
多国籍すぎる!
オーストラリアは移民の国とか、多国籍文化なんて耳にしたことはありましたが、来てみたら本当に多国籍すぎてビックリしました!
さっきの中国人の話もそうなのですが、シティで生活しているとオージーに出会うことが少ないように感じるのです。
というか、もはや色々な国の人がいすぎて誰がオージーなのかわからない状態、と言った方が正
しいかもしれません。
私の場合は語学学校に行っていた為、もちろんそこには色々な国の生徒が集まります。
しかしそれは語学学校に限ったことではありませんでした。
夫は現地の企業に勤めていたのですが、オージーとアジア人が半々くらいだったそうです。
配属先でのトップマネージャーはインド人、その下にオージー、同僚はフィリピンやインド、ベトナム人などでした。
また、こっちで部屋を借りるとき当然オージーがオーナーだと思っていましたが、ヨーロッパ圏の人でした。
日本に置き換えてみたらちょっと考えにくいですよね。
日本の企業に入ったらその半分以上が外国人だったとか、部屋のオーナーが日本人ではなかったとか。
ここはアジア人もかなり多いですし、ラテン系の人も、ヨーロッパ圏の人も、とにかく色々な国の人々が混在しています!
まさに多国籍文化の国です。
物価が高い!
こっちに来る前にうっすら物価が高いという話は聞いていましたが、来てみたら本当に高かったです。
着いた初日、セブンイレブンを見つけてテンションが上がって入ってみたのですが、何も買わずにそっと出て来ました。ぜんぶ高くてビックリしてしまったのです…。
コンビニのサンドイッチ5ドル…日本円で約450円!500mlのペットボトルが350円!(こっちに来たときのレート88円〜89円くらいで計算しています)
今はもう1年以上住んでいるのですが、こっちに来てからコンビニは10回も行っていません。
スーパーで買う方が断然安いです。
しかしなんとかスーパーやマーケットで食料品などを安く済ませても、避けられないのは外食の高さ。
これは外食夫婦の私たちにはだいぶ痛い出費です。(作れよって話…)
ランチでも1000円じゃ済みません。20ドル前後(約1760円)が普通です。
友達と初めてランチしに出かけたとき、25ドル(約2200円)という金額に驚愕しました。
量も多い訳でもないし、お肉料理だったのですがパンやライスが付いている訳でもないし…恐ろしく高いと感じました。
そして食事だけでなくレジャーも高いです。
観覧車が27ドル(約2380円)とか、水族館が42ドル(約3700円)とか…。
観覧車は街の港近くのショッピングセンターにある、小さいやつです。
(写真じゃ伝わらないでしょうけど、これです↓)
ロンドン・アイのように有名で、ビッグベンやロンドンの美しい街並みが見られて、観光客に大人気のあれとは全く違います。
水族館は規模が小さく、日本の水族館とは比べ物になりません。(これはこれで楽しめたので否定はしませんけどね!)
何が言いたいかというと、「この規模で、この価格?」って思うことが多いのです。
料金が高いということは…っていう期待値が上がっている分、しょぼく感じてしまうと言うのでしょうか。
まぁでもこっちではそれが普通の金額なのだからしょうがないですよね。
おかげさまで、今ではもうその高さにも慣れましたー!
まとめ
こんな感じで、色々とビックリすることもありましたが楽しく生活しています。
海外に住んだことがなかったので、住んでみたからこそ感じられることがたくさんありますね。そういう意味ではとても刺激的です。
普段日本に帰りたい!と思うことはほぼありませんが、外食やコンビニなどについては本当に日本って良いな〜と、身にしみて感じています。
日本に帰ったらあれも食べたい、これも食べたいと想像する日々です。
また次の機会に、日本の良さについてもまとめたいと考え中です!
今回は私がビックリしたことを公開しましたが、感じ方は人それぞれですので、あくまでも「そう感じている人がいるんだ」ということでご理解頂けたらと思います。