留学前によく言われるセリフ。
それは「渡航前にできる限り英語は勉強してから行くべき」ということです。
そうでないと海外に行ってから「もっと英語の勉強をしてから来れば良かった」と後悔するらしいということは多方面から聞いていました。
しかし、結局わたしは勉強せずにオーストラリアに行ってしまいました。
その理由は…言い訳しか出てこないので割愛させていただきます。
オーストラリア到着後、勉強してこなかったことを後悔する日はきたのでしょうか?
この記事では渡航前に英語の勉強をしていくべきかどうか、また何を勉強すべきかについて書いていきます。
あなたはどのくらい知ってる?手続きで必要な単語
オーストラリアに到着してから3日後、学校のオリエンテーションがありました。
このオリエンテーションに参加しないとコースを開始できないという大切なものです。
しかし、いざ学校に行ってみて「これに記入してね」と、ある用紙を渡されたのですが…まったく埋められないではありませんか。

もしかして事前に勉強してこなかったせいでしょうか。。。
恥ずかしながらSurname すらわかりませんでした。
名前ってファーストネームとファミリーネームじゃないの?何の名前?ミドルネームとも違うよね?ってそんなレベルなのです。
全部で5枚あったその用紙を埋めるのに、一体どのくらいの時間がかかったでしょう。
事務員の方の狭い部屋でずっと見られている状態で書いていたので、余計に長く感じました。
事務員の方もなんとか手伝おうとしてくれたんですけどね、何せその言われてる言葉が理解できないのです。
ということで、わたしがまず予習しておくべきだったと感じた英語は「手続き系書類」に使われる英語です。
Surnameわからないレベルの方向けの内容になりますので、英語ばりばり勉強されている方には易しすぎるでしょう。
でもきっと、私のようにこれが必要になる方がいるはずです!
↓ 手続き系書類に出てくる単語 25選
enrollment:入会,入校,在籍 / application:申請,申込 / surname:姓
last name:苗字 / given name:(下の)名前 / occupation:職業
emergency contact:緊急連絡先 / relationship:関係 / signature:署名
marital status:配偶者の有無 / post cord:郵便番号 / insurance:保険
processing fee:手数料 / invoice:請求書 / certificate:証明書
certified:認定済み / qualifications:資格 / attachment:添付資料
facility:施設,設備 / grant:付与 / notice:通知 / register:登録
expiry date:有効期限 / commencement date:開始日/ issue date:発行日
最低限このリストの単語だけでもわかっていれば、もう少しスムーズに記入をすることができたかもしれません。
職業ってjobじゃないんですか…と翻訳してみて拍子抜けするものもあり、英語の難しさを感じました。
日本語でもそうですが、公的な書類だと急に難しい言葉が使われてたりしますよね。
例えば「名前」ではなく「氏名」だったり、「氏」の場合もあれば「姓」の場合もあるなど。感覚としてはそれと同じでしょうか。
生活が始まると銀行口座の開設やジムの入会手続きなど、さまざまな場所でこういった申込用紙に記入する場面があります。
まずは初めて見たときに困らないよう、手続き系で必要な単語を予習していくと良いと思います。
語学学校に行くなら最低限これは予習するべきでした
なんとかオリエンテーションを終え無事学校がスタートしました!
しかし、私は最初の授業のほとんどを理解することができませんでした。これには絶望です。
みなさまお気づきの通り、私はエレメンタリークラス(初級)からスタートしたのですが、それでも授業中に頻繁に出てくる単語の意味が全然わかりませんでした。
授業が進んでいく中で
先生が文法について説明し → 生徒に何か質問して → 生徒が何か答える
というのが繰り返され、「先生が言っていることはなんとなくだけどわかる気がする。しかしみんなが答えているそれがよくわからない」ということに気付きます。
そしてそれをひたすら翻訳機で調べていると………わかりました!!
私がわからないのは文法用語でした。
語学学校に行っているのだから英文法を習うのは当然です。
それを学びに来ているのに…私はそんなこと何も考えずにノコノコとオーストラリアまで来てしまいました。
語学学校に通う方は必ず文法用語を予習してから行きましょう!!(←当然すぎる!)
↓ 授業中に出てくる単語 50選
noun:名詞 / common noun:共通名詞 / proper noun:固有名詞
countable noun:可算名詞 / uncountable noun:不可算名詞
pronoun:代名詞 / verb:動詞 / adverb:副詞 / adjective:形容詞
interjection:感動詞 / preposition:前置詞 / Interrogative:疑問詞
infinitive:不定詞 / definite article:定冠詞 / gerund:動名詞
intransitive verb:自動詞 / transitive verb:他動詞
subject:主語 / object:目的語 / complement:補語 / modifier:修飾語
grammar:文法 / pronunciation:発音 / phonetic symbols:発音記号
paragraph:段落 / phrase:句 / phrasal verb:句動詞 / sentence:文
article:記事,冠詞 / collocations:連語 / imperative:命令形
present simple:現在形 / present continuous:現在進行形 / tense:時制
present perfect:現在完了 / past simple:過去形 / past perfect:過去完了
past participle:過去分詞 / passive voice:受動態 / possessive:所有格
synonyms:類義語 / antonyms:反意語 / singular:単数 / plural:複数形
consonant:子音 / vowel:母音 / explain:説明する / opinion:意見
affirmative:肯定文 / negative:否定文
大袈裟じゃなく、これらの単語のほとんどを知りませんでした。
多分知っていたのはセンテンスとフレーズくらいでしょうか。
語学学校行ってるのにgrammarを翻訳機にかけるって…笑えないですよね。
いよいよ自分のやばさレベルに気づき、帰ってからすぐに勉強を始めました。
文法用語どころか教科書に書いてあることほぼわからなかったので、やるしかありませんでした。
【結論】留学前の勉強はして行った方がいい!
はい、見出しの通りです。留学前に最低限の単語は勉強しておきましょう。
海外に行ってからが留学だ!と思っていた自分が恥ずかしいです。今日自分で書いたことくらいはせめて勉強してから行けば良かったと思います、切実に。
手続きにしろ授業にしろ、まず単語の意味がわからないのでそれを調べているうちに時間はどんどん過ぎていくんですよね。
初めの頃は「これってどういう意味?」という聞き方さえもわからなかったのでずっと
「I don’t know」ばかり言っていました。
しかし先生も「文法用語がわからない」と言われても大変です。
「動詞というのは、動きを表す言葉だよ」って…そんな簡単な単語から全部説明していたら授業が進みません。
日本の語学学校に来ている外国人が「I don’t know BUNPOU!」と言っているのと同じです。文法という言葉くらいは覚えてから来てほしいと、先生は思うことでしょう。
留学前の私は、忙しかっただけではなく「あっちに行ってから嫌と言うほど勉強するんだから、まだいいか」という気持ちが少なからずありました。
たまに時間があるときにはトラベル英会話の本を見たりはしていたのですが、語学学校に行くのなら、まずはそこで使う単語の方を優先すべきでしたね。
今回の記事で、ブログタイトルの「英語力0の主婦」は誇張なしだということがおわかり頂けたことと思います。
こうした後悔や失敗をしながら、ほんの少しずつですが成長していますので、「レベルが低すぎる…」と言わず、ぜひ今後ともお付き合いいただけたら嬉しいです。
同じような英語学習者さんやこれから留学を検討している方にとって、勇気が湧くブログを目指していきたいと思いますのでよろしくお願いします!